当院で治療した歯並びの治療例

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矯正の治療例

過蓋咬合

過蓋咬合

過蓋咬合といいますが、下の前歯が隠れてしまうような深い咬み合わせでした(黄色の矢印部)。また右下の前歯は重なりがひどい状態でした。通常は下の中間の歯を抜歯して治療されますが、矯正用のインプラントを利用して歯を抜歯しないで治療が終了したケースです。

インプラントを利用することで、全ての患者さんが歯を抜かなくて治療ができるわけではありません。症状によっては抜歯が必要になります。


緑色の矢印部が矯正治療用のインプラントです。いろいろな位置に小型のネジをはめて使います。種類も豊富にあります。このインプラントを利用して一度に多くの歯を動かすことができるようになりました。21世紀の画期的な技術です。
ネジをはめるときは少し麻酔をするだけで、痛みはありません。また矯正治療が終わったら簡単にはずすことができ、元通りになります。

詳しい治療の内容

前歯の咬み合わせについては下の前歯が隠れてしまうような深い咬み合わせでした(過蓋咬合)。また右下の前歯は重なりがひどい状態でした(黄色の矢印)。

矯正用のインプラント()を利用して右下の犬歯から奥歯を一括で奥に引っ込めて行きます(緑の矢印部)。

上手く歯が引っ込んでいきました。

治療前は凸凹がひどく、中間の歯を1本抜歯して治療する可能性がありましたが、矯正用のインプラントを使う事により、抜歯の必要がなくなり治療を終了することができました。前歯の深いかみ合わせ(過蓋咬合)も治っています。

主訴 下の歯が前にはみ出している。
症状 過蓋咬合、右下犬歯の唇側転位。
治療内容 右下の奥歯付近に歯科矯正用アンカースクリューを埋入。右下の親知らずを抜歯。この部分に向かって右下の大臼歯から犬歯までを引っ込めていった。マルチブラケット装置に加え歯科矯正用アンカースクリューを利用することにより効率よく治療が進んだ。過蓋咬合も改善した。その後、上下に取り外しができる保定装置を用いて保定観察を行った。
年齢 25歳 女性
装置 歯の表側にブラケット装置
歯科矯正用アンカースクリュー
抜歯部位 抜歯した歯はない
動的治療期間 2年7ヶ月
治療費 72万円 + 毎回の処置料(税別)
リスク・副作用 成人の症例で歯の移動量も多いので、中間の歯を抜歯して治療する可能性もある。歯周病にならないようブラッシングが重要です。歯肉退縮や歯根吸収のリスクもあります。動的治療後は夜間を中心に継続して保定装置をしないと、過蓋咬合が再発することがあります。

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